設定した6つの学習コース

 生徒たちが新しい世界に関心を持つきっかけを得られるように、多様なテーマで6つのコースを設定しました。各コースのテーマに合った分野で、強い思いを持って活躍されている方々に、ゲストとしてこの企画にご協力いただきました。

コース1 学習障害

読み書きできないなどの学習障害を持つ人も学びたいことを学べるようにするためには、どうしたらいいでしょうか?ゲストは、学習障害を持つ子どもの学習をテクノロジーによって支援する取り組みをされている近藤先生。障害を持っていてもやりたいことに本気で取り組む姿勢を知って、中学生も自分自身のやりたいことに挑戦してほしいという思いから、このコースを設けました。

 

 

コース2 環境問題

今いろいろな分野で課題となっている環境問題は、私たちの行動と密接に結び付いています。中学生たちには、自分たちの行動が、環境や他者とどうつながっているのかを考えて行動できるようになってもらいたいという思いから、このコースを設けました。そこで、環境や社会との関係を大切にしたビジネスを行っている、アウトドア衣料品ブランドのパタゴニア日本支社にゲストをお願いしました。

 

コース3 宇宙

最先端の科学技術のフィールドの一つ、宇宙開発。おもしろそうだけど難しそうだと思うかもしれません。しかし、たとえ進むことが難しくても、中学生には自分の将来を考えるときに、関心や情熱を持てるかということを大切にしてほしい。そのような思いから、このコースを設けました。そこで、自らの強い情熱によって宇宙開発の夢を叶えようとしているロケット開発者の方にゲストをお願いしました。

 


コース4   テクノロジー

その便利さと可能性からニュースでも話題のドローン。しかし技術は使い方によっては社会を良くもすれば悪くもしてしまいます。技術がますます身近になる将来を生きることになる中学生には、技術をより良く使うために大切な考え方を学んでほしいという思いから、このコースを設定しました。そこで、ドローン開発によって夢のある未来を実現しようとしている小関氏にゲストをお願いしました。

コース5 スポーツ

目指すカラダをつくろうとするボディ・トレーニング。トレーニングのその先の夢や目標の達成には、絶え間のない長い努力が必要とされます。将来の可能性ある中学生には夢や目標の達成のために努力を続ける力をつけてほしいという思いから、このコースを設定しました。そこで、目標に向かうための自己管理をサポートするプロパーソナルトレーナーの二見氏にゲストをお願いしました。

コース6 医療

普段できないことは、災害時にもできません。それは災害医療も同じです。災害が発生したときに人を助けるためには、どうしたらいいでしょうか?東日本大震災に遭った経験を次に活かせるものにしてほしい、緊急時に人を助けられるようになってほしいという思いから、このコースを設定しました。そこで、国内外の災害医療の現場で活躍されている鈴木先生にゲストをお願いしました。